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リスク寄与度を均一にする「リスク・パリティ・ポートフォリオ」

最近の状況ですが、横ばいが続いており、可もなく、不可もなくといった感じです。 債券価格が下がって、金利は上がる!なんて記事を何度も書いてきましたが、どうもそのような気配はありません。 でも、今のような低金利が続く状況をおかしいと思っていることに変わりはありません。 引き続き、債券ベア投信を買い続けていく所存です。 ----- さて、今日は、リスク・パリティ・ポートフォリオを考えてみようと思います。 ポートフォリオのリスクは、複数の資産がもつボラティリティ(標準偏差)とそれぞれの共分散と各資産の組入比率から算出されます。 このポートフォリオのリスクが最小になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを「最小分散ポートフォリオ」と言います。 一方、「リスク・パリティ・ポートフォリオ」は、各資産のポートフォリオに対するリスク寄与度が均等になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを刺します。 「リスク・パリティ・ポートフォリオ」については、こちらのブログで何度も説明されており、前から気になっていました。 Masaoの「ハーバード流投資術」-資産運用をアツくしよう! http://masaolog.com/ すごく簡単なレポートがありました。 An Introduction to Risk Parity - Hossein Kazemi http://people.umass.edu/~kazemi/An%20Introduction%20to%20Risk%20Parity.pdf レポートでは、 資産Aのリスク寄与度 を算出するには、以下の式で、ということです。 資産Aの組入比率 × [{(資産Aの組入比率 × 資産Aの標準偏差の2乗) + (資産Bの組み入れ比率 × 資産Aと資産Bの共分散)} ÷ ポートフォリオの標準偏差] 資産Bについてもリスク寄与度を算出し、それぞれのリスク寄与度が均等になった組入比率で作成したポートフォリオが「リスク・パリティ・ポートフォリオ」となります。 レポートでは、「Barclay Capital Global Bond Index」と「MSCI World Equity Index」を使った「リスク・パリティ・ポートフォリオ」を例として出しています。 このレポートの結

シップヘルスケアホールディングス[3360]の決算が発表されました。

本日、シップヘルスケアホールディングスの2013年3月期決算が発表されました。

シップヘルスケアホールディングスは、医療機器、医療設備が主要な事業で、調剤薬局および老人ホームの運営も手がけています。昨年の注目分野を2つ保有している企業で、約1年前に購入しました。現在はプラス109.56%の評価益となっています。
  1. 老人ホーム
  2. 後発医薬品
  3. 調剤薬局
決算内容は、通期 営業利益 23.8%増、2014/03予想は、7.6%増となりました。決算発表と同時に増配も発表されました。当初30円/株だったところ、45円/株となり、配当利回りは、本日(5/8)終値ベースで1.1%程度になりそうです。決算によると、今期は成長が鈍化する予想となっていますので、売り時を見極める必要がありそうです。

■現在の個別株ポートフォリオ
  • 1343 REIT-ETF:REITに分散させるため
  • 2374 セントケアHD:老人ホーム
  • 2398 ツクイ:老人ホーム
  • 3178 チムニー:株主優待、配当
  • 3360 シップHD:調剤薬局、老人ホーム
  • 4539 日本ケミファ:調剤薬局、後発医薬品
  • 4555 沢井製薬:後発医薬品
  • 9974 ベルク:イオンと提携して勢いある
なお日本株個別銘柄全体の成績は、プラス69.82%となっています。日本株式は個別株式の含み益が大きいので、しばらくは定期的な資金追加は行わず、毎月のTOPIX連動投信の積立のみとなる予定です。もちろん買ってもいい銘柄が出てくれば随時検討の上追加することはあるかもしれません。

では、引き続き応援お願いします。

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