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リスク寄与度を均一にする「リスク・パリティ・ポートフォリオ」

最近の状況ですが、横ばいが続いており、可もなく、不可もなくといった感じです。 債券価格が下がって、金利は上がる!なんて記事を何度も書いてきましたが、どうもそのような気配はありません。 でも、今のような低金利が続く状況をおかしいと思っていることに変わりはありません。 引き続き、債券ベア投信を買い続けていく所存です。 ----- さて、今日は、リスク・パリティ・ポートフォリオを考えてみようと思います。 ポートフォリオのリスクは、複数の資産がもつボラティリティ(標準偏差)とそれぞれの共分散と各資産の組入比率から算出されます。 このポートフォリオのリスクが最小になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを「最小分散ポートフォリオ」と言います。 一方、「リスク・パリティ・ポートフォリオ」は、各資産のポートフォリオに対するリスク寄与度が均等になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを刺します。 「リスク・パリティ・ポートフォリオ」については、こちらのブログで何度も説明されており、前から気になっていました。 Masaoの「ハーバード流投資術」-資産運用をアツくしよう! http://masaolog.com/ すごく簡単なレポートがありました。 An Introduction to Risk Parity - Hossein Kazemi http://people.umass.edu/~kazemi/An%20Introduction%20to%20Risk%20Parity.pdf レポートでは、 資産Aのリスク寄与度 を算出するには、以下の式で、ということです。 資産Aの組入比率 × [{(資産Aの組入比率 × 資産Aの標準偏差の2乗) + (資産Bの組み入れ比率 × 資産Aと資産Bの共分散)} ÷ ポートフォリオの標準偏差] 資産Bについてもリスク寄与度を算出し、それぞれのリスク寄与度が均等になった組入比率で作成したポートフォリオが「リスク・パリティ・ポートフォリオ」となります。 レポートでは、「Barclay Capital Global Bond Index」と「MSCI World Equity Index」を使った「リスク・パリティ・ポートフォリオ」を例として出しています。 このレポートの結

ミニ日経225先物(13-06)、TOPIXブル2倍上場投信[1568]を決済

5/23 = 日経平均株価が1,200円近く暴落した日、ミニ日経225先物(13-06)とTOPIXブル2倍上場投信[1568]のポジションを決済しました。

TOPIXブル2倍上場投信[1568]は前日終値ベースでプラス圏だった前場に決済しましたが、後場からはミニ日経225先物(13-06)の下落が始まり、一瞬戻ったところで損切となりました。この2銘柄については、差し引きプラスの成績でした。

■買付
TOPIXブル2倍上場投信[1568] 50口@22,320円 信用買い
ミニ日経225先物(13-06) 1枚@15,085円 買い

■決済
TOPIXブル2倍上場投信[1568] 50口@23,500円 返済売り 決済差額:59,000円 - 諸費用:2,595円 = 損益:プラス56,405円
ミニ日経225先物(13-06) 1枚@15,045円 決済売り 決済差額:-4,000 - 諸費用:104円 = 損益:マイナス4,104円

本当にラッキーとしか言えないタイミングで、もしTOPIXブル2倍上場投信[1568]も午後に売っていたら大幅なマイナスを付けていたかもしれません。2つのポジションは、上がるときは両方上がるし、下がるときは両方下がるものと考え、評価益の大きかったTOPIXブル2倍上場投信[1568]を利益確定し、上昇が続く前提でミニ日経225先物(13-06)で上値を追いかけようと思っていた矢先の出来事だったので、ハラハラしました。ラッキーです。

ポートフォリオ全体では、約10万円ほどのマイナスとなり、身の引き締まる思いがしました。オーバーコンフィデンスという奴だったんでしょうね。結果的にオーバーコンフィデンスで持ったレバレッジの高いポジションはプラスでしたが、よくない傾向です。今後は、気を引き締めてポートフォリオを構築、運用していこうと思います。

引き続き応援おねがいします。

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