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リスク寄与度を均一にする「リスク・パリティ・ポートフォリオ」

最近の状況ですが、横ばいが続いており、可もなく、不可もなくといった感じです。 債券価格が下がって、金利は上がる!なんて記事を何度も書いてきましたが、どうもそのような気配はありません。 でも、今のような低金利が続く状況をおかしいと思っていることに変わりはありません。 引き続き、債券ベア投信を買い続けていく所存です。 ----- さて、今日は、リスク・パリティ・ポートフォリオを考えてみようと思います。 ポートフォリオのリスクは、複数の資産がもつボラティリティ(標準偏差)とそれぞれの共分散と各資産の組入比率から算出されます。 このポートフォリオのリスクが最小になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを「最小分散ポートフォリオ」と言います。 一方、「リスク・パリティ・ポートフォリオ」は、各資産のポートフォリオに対するリスク寄与度が均等になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを刺します。 「リスク・パリティ・ポートフォリオ」については、こちらのブログで何度も説明されており、前から気になっていました。 Masaoの「ハーバード流投資術」-資産運用をアツくしよう! http://masaolog.com/ すごく簡単なレポートがありました。 An Introduction to Risk Parity - Hossein Kazemi http://people.umass.edu/~kazemi/An%20Introduction%20to%20Risk%20Parity.pdf レポートでは、 資産Aのリスク寄与度 を算出するには、以下の式で、ということです。 資産Aの組入比率 × [{(資産Aの組入比率 × 資産Aの標準偏差の2乗) + (資産Bの組み入れ比率 × 資産Aと資産Bの共分散)} ÷ ポートフォリオの標準偏差] 資産Bについてもリスク寄与度を算出し、それぞれのリスク寄与度が均等になった組入比率で作成したポートフォリオが「リスク・パリティ・ポートフォリオ」となります。 レポートでは、「Barclay Capital Global Bond Index」と「MSCI World Equity Index」を使った「リスク・パリティ・ポートフォリオ」を例として出しています。 このレポートの結

リスク寄与度を均一にする「リスク・パリティ・ポートフォリオ」

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最近の状況ですが、横ばいが続いており、可もなく、不可もなくといった感じです。 債券価格が下がって、金利は上がる!なんて記事を何度も書いてきましたが、どうもそのような気配はありません。 でも、今のような低金利が続く状況をおかしいと思っていることに変わりはありません。 引き続き、債券ベア投信を買い続けていく所存です。 ----- さて、今日は、リスク・パリティ・ポートフォリオを考えてみようと思います。 ポートフォリオのリスクは、複数の資産がもつボラティリティ(標準偏差)とそれぞれの共分散と各資産の組入比率から算出されます。 このポートフォリオのリスクが最小になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを「最小分散ポートフォリオ」と言います。 一方、「リスク・パリティ・ポートフォリオ」は、各資産のポートフォリオに対するリスク寄与度が均等になる構成比率で組み合わされたポートフォリオを刺します。 「リスク・パリティ・ポートフォリオ」については、こちらのブログで何度も説明されており、前から気になっていました。 Masaoの「ハーバード流投資術」-資産運用をアツくしよう! http://masaolog.com/ すごく簡単なレポートがありました。 An Introduction to Risk Parity - Hossein Kazemi http://people.umass.edu/~kazemi/An%20Introduction%20to%20Risk%20Parity.pdf レポートでは、 資産Aのリスク寄与度 を算出するには、以下の式で、ということです。 資産Aの組入比率 × [{(資産Aの組入比率 × 資産Aの標準偏差の2乗) + (資産Bの組み入れ比率 × 資産Aと資産Bの共分散)} ÷ ポートフォリオの標準偏差] 資産Bについてもリスク寄与度を算出し、それぞれのリスク寄与度が均等になった組入比率で作成したポートフォリオが「リスク・パリティ・ポートフォリオ」となります。 レポートでは、「Barclay Capital Global Bond Index」と「MSCI World Equity Index」を使った「リスク・パリティ・ポートフォリオ」を例として出しています。 このレポートの結

純金上場投信(現物国内保管型)(1540)を売却しました。

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本日、純金ETFを売却しました。 シリアの情勢が変化し、米国の株価が上昇基調に戻り始める中、金価格がさえません。 コモディティについては、WTI原油ETF(1671)、国際のe-コモディティを残しています。 もし何かあれば、これらの銘柄でカバーすることになります。 ↓↓投資に役立つブログランキングはこちら↓↓

チムニー(3178)から株主優待券を頂きました。

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はなの舞、さかなや道場を運営するチムニー(3178)から株主優待券が届きました。 1枚500円の優待券が10枚つづりで、5000円分の優待です。 本日の終値で10%を超える高利回りを実現しています。 なんとランチメニューでも使えるという大サービスぶりです。 配当利回りも2%あり、不安になるほどの株主還元銘柄といえます。 忙しくて自炊するのが面倒になったときに使おうと思います。 ↓↓投資に役立つブログランキングはこちら↓↓

米国10年債利回り2.99%に上昇

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本日9:20頃、BloombergのWebサイトで確認した際に、米国10年債利回りが2.99%となっていました。 米の量的緩和策の縮小観測から債券が売られたようです。 私が債券ベア投信を買い始め、金利をウォッチし始めて以来の最高値です。 (見逃している可能性もありますが。。。) 8/19に以下の記事を書いているので、約2週間で0.1%ほど上昇したことになります。 米国10年債利回り2.88%に上昇 すぐに3.5%を目指すような本格的な上昇はないと思いますが、緩和策の縮小が明示されれば、一時的な乱高下の後、緩やかな上昇につながっていくと考えています。 米国債については、引き続き"売り"のスタンスです。 日本については、まさに今、消費税の税率、増税方法が議論されています。 国債価格(金利)の安定のためには、増税に踏み切り、政府支出を増税前の水準以下に抑えることが必要なはずです。 ただ増税に伴う増収分を狙って、"族議員"、"バラマキ"の復活を懸念する声も出始めました。 許されるなら、国債価格の安定からは程遠い状況と言わざるを得ません。 このような状況では、日本の債券も"長期的に売り"の姿勢を崩すわけにはいかないでしょう。 対応としては、日本債券ベア投信、もしくは物価連動債に投資する投信を買うくらいでしょうか。 (物価連動債は、個人が直接購入できないらしいので。) -------- それにしても、最近は"債券売り!!"しか書いていませんね。。。 何度でも書きますが、米国10年債利回りが3.5%を超えたらゼロ・クーポン債を買いますよ! ↓↓投資に役立つブログランキングはこちら↓↓

2013年8月末のポートフォリオ

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■ポートフォリオ基準価額 7月末:11,488円/10,000口 ↓ 8月末:11,531円/10,000口 2013年の年始の投資額を1口=1円としたときの基準価額の推移は上記のような結果となりました。 ここ2ヶ月ほど横ばいの状況が続いています。 ■直近リターン 1ヶ月:0.37% 6ヶ月:9.74% 1年:15.31% 設定来:15.31% 年始からの運用益はなんとかプラスです。 8月中の日経平均のパフォーマンスマイナス2.04%は上回ることができました。 ■資産別構成比率 株式:69.04% ⇒ 71.91% 債券:1.88% ⇒ 2.61% REIT:0.00% ⇒ 0.00% コモディティ:1.08% ⇒ 2.73% FX:3.31% ⇒ 5.23% 現預金:24.69% ⇒ 17.52% 大きく変わった点は、①金利上昇に向けた債券ベア投信への追加投資、②シリア情勢の不安定化を意識した金ETF、原油ETFの追加、③自動売買への割り当て追加です。 また、株式投信、コモディティ投信の積立も再開しましたので、その影響もあります。 ■地域別構成比率 日本:21.08% ⇒ 22.78% 先進国:26.66% ⇒ 27.97% 新興国:23.19% ⇒ 23.76% その他:29.08% ⇒ 25.48% 上記の資産別構成比率でも挙げた通り、いくつか変動がありますが、5%を超えるような変動はありませんでした。 ■地域別+資産別構成比率 日本株式:20.41% ⇒ 21.89% 日本債券:0.67% ⇒ 0.90% 日本REIT:0.00% ⇒ 0.00% 先進国株式:25.44% ⇒ 26.26% 先進国債券:1.21% ⇒ 1.71% 先進国REIT:0.00% ⇒ 0.00% 新興国株式:23.19% ⇒ 23.76% 新興国債券:0.00% ⇒ 0.00% コモディティ:1.08% ⇒ 2.73% FX:3.31% ⇒ 5.23% 現預金:24.69% ⇒ 17.52% 日本株式、日本債券(ベア)、先進国株式、先進国債券(ベア)、新興国株式は、投信積立での増加、コモディティは投信積立とE

純金上場信託(現物国内保管型)(1540)、WTI原油価格連動型上場投信(1671)をわずかに追加

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いよいよ米国がシリア紛争に参戦か? ということで、有事の金、原油に連動するETFのウォッチを開始しています。 値動きを追うためにわずかながらポートフォリオに追加しました。 シリアに対する攻撃はかなり限定的になるとの見方もあり、大きく動くかわかりません。 コモディティという大きな資産クラスとしては、以下の投信を保有しています。 国際-国際のe-コモディティ 基準価額の動きを見てみると、底値付近でのレンジ相場を脱しようか、というところでしょうか。 むしろ円安による上昇ととらえた方が自然かもしれませんが。 どの銘柄も大きく動くようであれば、随時ポジションを変更していきます。 ↓↓投資に役立つブログランキングはこちら↓↓

米国10年債利回り2.88%に上昇

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ニュースになってますね。 米10年債利回りが2年ぶり高水準、緩和縮小めぐる思惑で http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE97I01H20130819 米国債利回り | 米国債券の利率/FOMC金利 - Bloomberg http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates_us.html FRBの出口戦略=緩和縮小が現実味を帯びてきたのか、じわじわと利回りが上昇してきました。 記事にも書かれている通り、市場が今後の金利上昇を意識し始めた結果でしょう。 ここからFRBがどのようなメッセージを発するか注視する必要があります。 これまでの発言を見る限り、9月の縮小はまだ早いような気がします。 緩和政策の継続が確認された時点で、一時的な金利の低下つながると思っています。 それでも株価は、史上最高値を目指す動きではなく、横ばい~緩やかな上昇くらいでしょうか。 もし債券の売りを仕掛けるなら、この緩和政策の継続が確認された時点となりそうです。 再度緩和縮小が現実味を帯びてくるころに利益が出てくるはずです。 米国の緩和政策は、一歩先に縮小の議論になりましたが、日本は出口までまだまだといった印象ですね。 成長戦略が具体化されて法案が通り始めると動き出すかもしれませんが。。。 とりあえず今は様子見です。 ↓↓投資に役立つブログはこちら↓↓

日本株個別銘柄の決算発表がありました。(2398、3360、2374、3178)

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日本株個別銘柄の保有銘柄のニュースが発表されました。 ロイターでは記事を見つけられなかったので、証券会社のサイト等でご覧ください。 8/5 ツクイ<2398.T>:14年3月期第1四半期単体、当期3.9 %減(5.96億円)、14年3月期予想0.8%増(23.3億円) シップHD<3360.T>:14年3月期第1四半期連結、当期25.7%減(15.97億円)、14年3月期予想横ばい(86億円) 8/7 セントケアHD<2374.T>:14年3月期第1四半期連結、当期4.8%減(2.06億円)、14年3月期予想23.4%増(9.01億円) チムニー<3178.T>:13年12月期中間単体、当期利益(7.26億円)、13年12月期予想利益20.8%増(15.26億円) チムニーはまだ再上場して日が浅いので、どうなるかわかりません。 それにしても介護業界の減速感がものすごい出てますね。 短期的なものだとは思いますが、油断はできません。 評価損益はプラスのままですので、しばらくは保有を継続します。 ↓↓投資に役立つブログランキングはこちら↓↓

日経225ミニ先物でポートフォリオをヘッジしました。

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モーニングサテライトで日経平均の下落が予想されていたので、何となく日経225ミニ先物13年09月限を売ってみました。 日経平均の値動きは、ドル円相場と相関が大きくなっているとのことでしたが、日中も円高トレンドが続き、結果的にプラスで終えることができました。 計算していませんが、円高、株価下落による評価損をちょうど良い具合にヘッジできました。 私のポートフォリオでは、債券ベアの投資信託以外は、買いのポジションしか持っていません。 下落が長引けば、損切を考えなければいけませんが、ヘッジのためのルールを定めて、運用することができれば、ポートフォリオ全体のパフォーマンスを安定させることができそうです。 完全なヘッジをするのであれば、日経225だけでなく、ドルを売って為替変動もヘッジする必要があるのですが、計算が面倒なので、しばらくは先物のヘッジルールだけを考えていこうと思います。 引き続き応援おねがいします。

海外ETFで債券を売る

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これまでも今後の金利上昇に向け、債券売りの意思を示してきました。 引き続き債券売り、株式買い http://mockuninvestment.blogspot.jp/2013/08/blog-post.html 債券(米国、日本)ベア投信を追加購入 http://mockuninvestment.blogspot.jp/2013/07/blog-post_23.html 低金利からの金利上昇に対する考え方 http://mockuninvestment.blogspot.jp/2013/07/blog-post.html 私は、債券ベアの投資信託を使って債券を売って、金利上昇時の債券価格の下落に賭けています。 投資信託以外の選択肢として考えられるのが、海外ベアETFを購入する方法です。 私が注目している銘柄は以下の3本です。注目しているブルETF(IEF,AGG,HYG)に対応する銘柄を選んでみました。 PST-ProShares UltraShort 7-10 Year Treasury ( http://www.proshares.com/funds/pst.html ) Barclays U.S. 7-10 Year Treasury Bond Indexの日々の値動きのマイナス2倍の値動きを目標としたETFです。いわゆるベア2倍のETFです。同じインデックスへのブル方向に掛けるのがIEF-iShares 7-10 Year Treasury Bond ETFになります。米国の国債価格が下落する際に上昇することになります。ニュース等で知ることのできる米国10年債利回りで大よその値動きを知ることができます。 SAGG-Daily Total Bond Market Bear 1x Shares ( http://www.direxionfunds.com/products/direxion-daily-total-bond-market-bear-1x-etf ) Barclays Capital US Aggregate Bond Indexのベア1倍のETFです。AGG-iShares Core Total U.S. Bond Market ETFが対応するブルのETFになります。目標のインデックスが米国の債

2013年7月末のポートフォリオ

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■ポートフォリオ基準価額 6月末:11,013円/10,000口 ↓ 7月末:11,488円/10,000口 2013年の年始の投資額を1口=1円としたときの基準価額は上記のような結果となりました。 ■直近リターン 1ヶ月:3.13% 6ヶ月:9.08% 1年:14.88% 設定来:14.88% この間の日経平均株価はマイナス0.07%、TOPIXはマイナス0.19%となりました。私のポートフォリオは約3%のプラスでした。特にこれと言って大きな取引はしませんでしたので、単純に保有資産の評価額の変動によるものと思われます。 ■資産別構成比率 株式:71.46% ⇒ 69.04% 債券:1.34% ⇒ 1.88% REIT:0.00% ⇒ 0.00% コモディティ:1.14% ⇒ 1.08% FX:3.00% ⇒ 3.31% 現預金:23.07% ⇒ 24.69% ポートフォリオの構成資産の変更は、債券ベアへの追加投資、現金の入出金以外には行いませんでした。何度も書いているように、今債券を買うということは考えていません。債券の比率は、イコールベアの比率になります。このポートフォリオには含まれないのですが、一時的に円高が進んだので、ドルとユーロのキャッシュ積増しのため、現受け用のFXポジションを新規に建てました。落ち着いたころに円を突っ込んで現金化したいです。 ■地域別構成比率 日本:22.10% ⇒ 21.08% 先進国:26.55% ⇒ 26.66% 新興国:24.15% ⇒ 23.19% その他:27.21% ⇒ 29.08% 追加投資は、債券ベアだけだったので、大幅な変動はありませんでした。7月は、投信積立を停止して、現金の積み増しができたので、債券ベア以外への追加投資も再開したいと考えています。 ■地域別+資産別構成比率 日本株式:21.61% ⇒ 20.41% 日本債券:0.48% ⇒ 0.67% 日本REIT:0.00% ⇒ 0.00% 先進国株式:25.70% ⇒ 25.44% 先進国債券:0.85% ⇒ 1.21% 先進国REIT:0.00% ⇒ 0.00% 新興国株式:24.15% ⇒ 23.19% 新興国債券:0.00% ⇒ 0.00

引き続き債券売り、株式買い

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おとといのFOMC声明では、市場に対して、現在の景気回復ペースが不十分であり、引き続き緩和政策を続けるとのメッセージが発信されました。 緩和政策の早期縮小を意識した相場となり、金利上昇、株価の調整となりましたが、このFOMC声明による安心感と昨日発表された米新規失業保険週間申請件数や7月製造業景気指数の好調を受け、昨日のダウ、S&P500は終値で過去最高を更新しました。 米国株式市場=ダウ・S&P500終値が過去最高値更新、堅調な米指標が追い風 http://jp.reuters.com/article/globalEquities/idJPL4N0G253W20130801?sp=true また、7月の自動車販売台数も軒並み2桁の増加を記録し、相場の追い風になりそうです。 7月の米自動車販売は14%増、ピックアップトラック好調続く http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE97008J20130801?sp=true 米国10年債利回りは、昨夜から約0.1%前後上昇し、2.71%となっています。 米国債利回り http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates_us.html 米ドルは、主要通貨に対して上昇し、対円では99円半ばまで上昇しています。 〔表〕NY外為市場=対ドル/各国通貨相場(1日) http://jp.reuters.com/article/forexNYMarketReport/idJPL4N0G25SC20130801 プラス材料ばかり挙げましたが、FOMC声明による緩和継続の確認直後の好調な指標の発表で、市場環境ががらりと変わったような感じです。 あとは、今夜の雇用統計次第になりそうですね。 私自身のポートフォリオでは、主に株のロング、債券のショート(ベア)、外貨のロングによる評価益の増加が見込まれます。 今後、為替にもしっかりとしたトレンドが出始めれば、FX自動売買での利益も増えるかもしれません。 引き続き、海外株式買い、日本債券および先進国債券売りの見通しは変わりません。 引き続き応援おねがいします。

債券(米国、日本)ベア投信を追加購入

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なかなか金利が上がりませんね。 (債券価格が下がりませんね。) 今月の前半は金融緩和縮小が示唆され、金利が上昇に転じかけたのですが、すぐに是正されてしまいました。米国10年債利回りで2.6%を超える日もありましたが、本日(7/23)朝時点で、2.48%と2.5%を割り込んでいます。日本の10年債利回りも、0.9%近くあったものが0.78%と随分と下がってきてしまいました。 参議院議員選挙で自民党が勝ち、いわゆるねじれ国会を解消したことで、アベノミクスの追い風になることでしょう。私自身、アベノミクスの恩恵を一部受けたこともあり、現時点では悪い気はしないものの、長期的には大きなメリットもデメリットも見えてこないというのが本音です。 日本維新から出馬し、初当選した藤巻健史氏のブログ?に書かれているように、金利が上昇しない不思議を感じているのですが、それだけ中央銀行による債券を含む資産の購入というのは、金融業界にとって信用に足るものなのでしょうか。もしくは、藤沢数希氏が著書、「外資系金融の終わり」で書かれているようなモラルハザードの影を少なからず感じますね。 そのような中であっても変わらず債券は売りです。金利が低い=債券が高いうちに売り、金利が高くなる=債券が安くなれば買う、これだけです。債券の利回りによるリターンしか見ていないとこれができません。株価は不安定だし、債券利回りは低くて投資妙味がないし、と。 米国の10年債利回りの推移 http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=USGG10YR%3AIND 日本の10年債利回りの推移 http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GJGB10%3AIND 米国は景気回復の兆しも見えてくるでしょうし、来年以降は緩和策の縮小が始まりそうです。年内はFRBも慎重な発言で現在の水準を維持しようとするか、緩やかな金利上昇にコントロールするような気がします。ただ、日本の国債は参院選の結果もあり、年内は下落トレンドが続くでしょう。 個人的には、足元の利回りの横ばい、下落は仕込み期間と考え、債券ベアの一択です。ベア型の買い付け方法は口数買

新規投資は停止中

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現在、投信や株の新規投資を中止しているので、書くことがない。 理由はいくつかある。 まず一つは、含み益がなくなって凹んでいたというのがある。 確定はしていないものの、6月は日本株の下落で大幅なマイナスになった。 努力もせず増えたあぶく銭なので、本来悲しむべきでも喜ぶべきでもないのだけれど、それでも数字が減っていくのはストレスというか、なんというかもの悲しい。 損がある程度大きくなると拒否反応のように相場を見なくなるのが私の性質みたいで、最近やっと見ようかな、という気になってきた。 もう一つの理由が最近引っ越しで現金が必要になったから。 実家からの引っ越しだったので、賃貸の初期費用だけでなく、家具やら家電やらで結構かかった。 それもあって、手元に現金を確保しておく必要があった。 結局、今月で片が付くので、来月からはいかに生活費を削っていけるか、というところに挑戦していく。 というわけで、投資の休憩期間は終わり。 来月からは積立も再開していく。 引き続き応援おねがいします。

低金利からの金利上昇に対する考え方

考えを整理しておきたいと思う。 債券については、しばらく高どまりの様相。逆に金利は低いところに留まっている。 このタイミングで検討すべきは、債券の売り、金利の買い。 金利の買いは、短期の上昇には反応しにくいので、あくまでも債券価格の下落に備えた戦術を取りたい。 野村ブル・ベア セレクト5(米国国債4倍ベア5)(協会コード:01317122) スーパー ボンド ベア オープン3(協会コード:01313057) ちなみに日本でも物価連動債が発行再開されそうなので、こちらもウォッチしていく。 物価連動債は今年10月に発行再開へ、財務省が方針伝える http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE95D07H20130614 感覚的には、10年債利回りが3.5%を超えたら債券の買いで、インカムゲインに移行したい。 なお本日(7/19)の利回りは 米国10年債利回り:2.53% 日本10年債利回り:0.81% 利回り(日本) http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html 利回り(米国) http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates_us.html 3.5%を超えたら、米国であればゼロ・クーポン債、日本であれば固定金利の商品でいい。 特にゼロ・クーポン債は、5年以上、満期未満の保有で税制のメリットを最大限に受けられるので、買い時を逃すわけにはいかない。 ■まとめ 前提として、日本は低金利は続いているが今後、金利は上昇していくはず。 金利上昇前には、 借りるときは、固定金利で長期で借りる 貸すときは、変動で貸す 金利が上昇したら、 借りるときは、変動で借りる 貸すときは、長期固定で貸す 金利上昇は債券価格の下落につながるし、金利低下は債券価格の上昇につながる。 低金利(=債券価格が低い)の今は債券は売りで持つしかないと思っている。 当たり前だけど、今日は振り返りの為にメモを残しておく。

2013年6月末のポートフォリオ

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■ポートフォリオ基準価額 5月末:12,157円/10,000口 ↓ 6月末:11,013円/10,000口 日経平均は0.1%のプラスでしたが、私のポートフォリオの基準価額は、大幅なマイナスとなりました。円高による直接的な為替評価益の減少、間接的な日本株の下落、この二点が今回の基準価額下落の大きな要因でした。 ■直近リターン 1ヶ月:-9.41% 6ヶ月:10.13% 1年:10.13% 設定来:10.13% 年初以来、月次では最大の下げ幅でした。年初以来、積み上げた評価益の半分を失った計算です。決して突出した成績ではないんですが、充分ですね。 ■資産別構成比率 株式:63.07% ⇒ 71.46% 債券:0.98% ⇒ 1.34% REIT:17.32% ⇒ 0.00% コモディティ:0.93% ⇒ 1.14% FX:1.58% ⇒ 3.00% 現預金:16.12% ⇒ 23.07% REITの利益を確定した為、資産別構成比率が大きく変動しました。また、REITの売却資金を再投資しなかったので、現金が増加しました。 ■地域別構成比率 日本:32.93% ⇒ 22.10% 先進国:29.13% ⇒ 26.55% 新興国:19.31% ⇒ 24.15% その他:18.63% ⇒ 27.21% 日本は、REITに加え、株式も売却したため、10%の減少でした。先進国はREITを売却ため、3%の減少。新興国は特に変動もなく、相対的に比率が増加しました。現預金を含むその他の比率も増加しました。 ■地域別+資産別構成比率 日本株式:23.73% ⇒ 21.61% 日本債券:0.38% ⇒ 0.48% 日本REIT:8.82% ⇒ 0.00% 先進国株式:20.03% ⇒ 25.70% 先進国債券:0.60% ⇒ 0.85% 先進国REIT:8.50% ⇒ 0.00% 新興国株式:19.31% ⇒ 24.15% 新興国債券:0.00% ⇒ 0.00% コモディティ:0.93% ⇒ 1.14% FX:1.58% ⇒ 3.00% 現預金:16.12% ⇒ 23.07% やはり、大きな動きは日本と先進国のREITを売却し、比率がゼロになった点でしょう。その他は

2013/6/28更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/28更新):171位 評価額:101,042円 リターン:1.04% リスク:10.80% リターン ÷ リスク:0.10(0.09650745121) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/27更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/27更新):177位 評価額:98,424円 リターン:-1.60% リスク:10.55% リターン ÷ リスク:-0.15(-0.15181448697) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/26更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/26更新):182位 評価額:97,128円 リターン:-2.97% リスク:10.55% リターン ÷ リスク:-0.28(-0.28124858321) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/25更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/25更新):181位 評価額:96,378円 リターン:-3.80% リスク:10.60% リターン ÷ リスク:-0.36(-0.35869131975) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/24更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/24更新):176位 評価額:97,898円 リターン:-2.25% リスク:10.58% リターン ÷ リスク:-0.21(-0.21228114170) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/21更新 ポートフォリオの達人ランキング

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三菱UFJ投信のポートフォリオの達人に参加しています。 http://contest.muam.jp/ ========== ランキング(6/21更新):171位 評価額:97,588円 リターン:-2.62% リスク:10.67% リターン ÷ リスク:-0.25(-0.24571391015) ========== http://contest.muam.jp/app/ranking/detail?dsp=eac8d83669d6cca1 引き続き応援おねがいします。

2013/6/20更新 ポートフォリオの達人ランキング

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2013/6/19更新 ポートフォリオの達人ランキング

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2013/6/18更新 ポートフォリオの達人ランキング

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2013/6/17更新 ポートフォリオの達人ランキング

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2013/6/14更新 ポートフォリオの達人ランキング

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個人投資家のインフレ対策~概要~

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いわゆるアベノミクスは、政策的に貨幣価値を下げ、インフレを発生させることで景気を良くしていくことが狙いでした。結果、1-3月期の年率換算GDP成長率の速報値が3.5%となり、指標上はある程度効果があったのでしょう。 今回のインフレは、日銀が市場から国債を買い、市場(国債の売り手)に貨幣(現金)を供給することで、インフレを発生させようというものです。Wikipediaの「インフレーション」の定義に従うと「貨幣的要因によるインフレーション」の「財政インフレーション」にあたると言えそうです。 Wikipedia「インフレーション」 また、この「財政インフレーション」は「ハイパーインフレ」の要因となりうるとも記載されています。「ハイパーインフレ」は3年で物価が2倍以上になるほどのインフレを指す言葉ですが、逆に言えば貨幣価値が半分になると言い換えることもできます。 このような自分の財産の価値が下がっていく経済状況に対し、個人投資家はどのような対策をとるべきでしょうか。 私自身が考える対策は 外貨建て資産の購入 物価に連動する資産の購入 市場金利に連動する変動金利型金融商品の購入 と言ったところでしょうか。 1. 外貨建て資産の購入 インフレの際に貨幣価値が下がる現象はあくまでも国内の貨幣価値、つまり日本であれば円の価値が下がる現象です。いわゆる円安が進んでいくわけですね。一方で外貨の価値は円に対して相対的に上がっていきます。この仕組みを利用するのです。 現在、揺り戻しのように円高に進んでいますが、少子高齢化による労働力の減少や政府債務の大きさを考えると、長期的には円安が進行することは疑う余地もないと考えています。ですので、アベノミクスによるインフレだけでなく、ファンダメンタルズ面で見ても円を売り、一部は外貨建て資産を購入すべきだと考えています。 2. 市場性があり物価に連動する資産の購入 貨幣価値が下がるので、本質的な価値を持っているもの、貴金属や不動産がこれに当たります。特に不動産は人気の商品で、金利上昇前に固定金利で買おうという意欲がマンションの活況にも繋がっているようです。 ただし、不動産の場合、市場性はあるものの、株式などよりも買い手がつきにくいと言えるでしょう。この買い手がつきにくいという特性を「流動性リスクが大